簿記2級 合格率・難易度

楽しみながら上達するために、3級受験をお薦めします。

最初から2級?それとも3級から?

みなさんがめざす到達ラインが「簿記2級」だとします。
その場合、最初から2級をめざす心積もりでいた方がよいのでしょうか。
それとも、回り道のようでも3級レベルから堅実にめざすべきでしょうか。

簿記の検定には受験資格はなく、何級からでも受けられるので、この問題は少し迷ってしまうことかもしれません。

もちろん手堅いルートは、3級→2級とステップを踏むことです。
そしてこの疑問への管理人のアドバイスはシンプルです。
簿記の取得が差し迫った課題ではないみなさん(多くの社会人の方はそうだとおもうのですが)には、まず3級からトライしていただきたいと思います。

なぜなら簿記の3級と2級の試験は、どちらも年3回もあります。
大学に在学している間に必取得など、時間的に余裕のない方でないかぎり、決して焦る必要はないと思います。

また、3級を受けずに最初から2級を受ける人でも、一通りは3級の勉強をしておく必要はあります。3級試験1回ぶんの検定費用うんぬんという話も大事でないとはいえませんが、そこは長い目で見た先行投資という意味で、目をつぶってほしいと思うのです。

3級レベルなら、独学で、テキストと問題集を何冊かこなせば合格できるといわれています。経理のプロに言わせれば、『日商簿記3級の取得者』は、イコール『日本語の読み書きができる』程度のレベルだそうです。

しかしながら、「5勘定科目」「仕訳」「帳簿の記入」「伝票処理」など、簿記3級の学習で勉強する内容は、どれもがそっくり簿記2級の勉強でも出てきます。
簿記2級では工業簿記が新たに加わります、そのことを除くと、3級にくらべより高度な経理処理ができるのが簿記の2級で、そういう意味では、簿記の3級と2級は同じものです。

「簿記3級は中学生でも取れるから…」という、つまらないプライドはこの際捨ててください。これまで簿記の勉強を一度もしたことのない人は、12歳でも30歳でも、同じ初心者です。

まず3級のテキストなり問題集を使って学習するところから始めてみましょう。
簿記の勉強は地味なものと考えられていますが、簿記の体系、よくできたシステムとしての簿記の面白さにハマる人は少なくありません。

そのよう肩の力を抜いて、楽しみながら始められるのが3級です。
みなさんの職業人生はまだまだ長いはずです。
「急がば回れ」の諺を思い出していただくと、管理人も助かります。