簿記2級 合格率・難易度

完璧は目指さなくて良いんです!

目指すべきは“合格ライン”

何の知識もなく、これから勉強して簿記2級試験に挑戦される受験生にとって、“合格”のハードルはおそらく実際以上に高く感じられるものだと思います。
簿記2級試験の合格率はおよそ30%前後であり、これは一般的な資格試験の中ではさほど難しいレベルではありませんが、それでも「10人受験して7人は落ちる試験」と思えば楽観視することは出来ません。
ましてや、初学者がまさにこれから学び始めるのであれば、「テキストに載っていることは何でも覚えよう」「問題集の問題はすべて解けるようにしなければ」と意気込むのも無理はないと思います。

 しかしながら、簿記2級試験対策上、100点満点を目指すことは“百害あって一利なし”。
過度な意気込みは自分自身の首を絞めるだけであり、合格へのハードルを自ら高めるのは得策ではありません。
そもそも、どんなに余裕な試験と思われる簡単な試験であっても、満点をとらなければならないのであればプレッシャーがかかりますし、なかなか上手くいくものではありません。
簿記2級試験の合格ラインは「全体の7割の得点」とされていますから、あくまでそこをクリアすればOK、と割り切って考えた方が、挑戦へのハードルはぐんと下がるのではないかと思います。心にゆとりを持たせた方が、勉強にも断然、取り組みやすくなりますよね。

 このように、合格ラインのクリアを目標とする学習法を実践する上では、テキストも同様に「あまり細かすぎないもの」を選ぶ必要があると思います。
ひと口に「簿記2級試験対策」といえども教材の種類は実に様々で、合格に必要なポイントにのみ的が絞られているものもあれば、2級レベル以上の解説が加わった内容のものもあります。
あくまで簿記2級合格に集中するのであれば、選ぶべきは断然、前者のタイプです。もっとも、すでにある程度の知識をお持ちで、今後1級への挑戦を前提としている受験生であれば、後者の詳細テキストも有効なのかもしれません。ですが、こうしたタイプはおそらくごく一部でしょう。
これから試験対策のために教材を検討される方は、あくまでご自身の学習スタンスに合った教材を選ぶことが大切であると言えます。