簿記2級 合格率・難易度

簿記試験は「パターン学習」で攻略

学習のカギは“反復”にあり

簿記2級の過去問をさかのぼっていくつか解かれたことのある方であれば、「実は試験問題はパターン化している」ということに気が付かれるのではないでしょうか。
問われる論点、概ねの設問形式等、全く同じであるとは言えないものの、実際には同じような問い方をしていたり、一見すると違う問題に感じられても実は問われている論点が同じだったり、という発見はあると思います。

このことは簿記2級試験に限らず、どんな試験にも共通して言えることですが、毎年数多くの受験生に対して、一定の知識レベルを問う資格試験においては、その年度ごとに合否レベルの“モノサシ”を変えることは出来ません。
しかしながら、毎年同じ問題を出題するわけにはいかないということで、どうしても似た問題に落ち着きがちになるものです。
また、簿記2級合格レベルで求められる知識の中には「これは確実に知っているべき」というポイントがあり、それらはちゃんと試験で問わなければならないことを踏まえると、「年度は違えど問われる論点は同じ」であっても何ら不思議ではないのです。

 簿記2級試験の出題にパターンがあることを鑑みれば、試験対策上でもやはり「パターン学習」が功を奏すことは言うまでもありません。
パターン学習とは、言い換えれば「反復学習」のこと。繰り返し過去問を解くことで、試験で問われやすい論点や出題パターンに慣れ、習得することが出来るというわけです。
一般的に、「簿記2級試験対策なら、とにかく問題をこなすべき」と言われているのは、この「反復学習に力を入れましょう」という意図によるものです。
また、過去問演習の中で、前ページでご紹介したまとめノートを作成する癖をつけておくと、効率良く苦手克服を図ることが出来るのでオススメです。

 ただし、「簿記2級に反復学習が効く」とはいえ、何も意識せずただやみくもにこなすだけでは意味がありません。
出題されている論点や質問のパターンを読み取れるよう、一つひとつの問いに対しじっくりと取り組むよう心がけなければなりません。